2016年4月12日火曜日

Linuxのボットネット「BillGates」による攻撃が激化--アカマイが警告

Akamaiは、Linuxを標的としたマルウェアで構築されたボットネットによる、分散サービス妨害攻撃(DDoS攻撃)が大規模化していると警告を発した。
 同社のセキュリティインテリジェンス調査チームは、発表した脅威アドバイザリで、「BillGates」と名付けられたトロイの木馬によるボットネットを、「高」リスク要因であると分類しました。この名前が付けられたのは、このマルウェアの作者が、WindowsではなくLinuxを標的にしているためであるようです。Akamaiによれば、この種のボットネットによる最大の攻撃は、2015年末に起こったとのことです。
アドバイザリには「BillGatesボットネットからの攻撃トラフィックや、その他のさまざまな攻撃ベクトルを含め、これまでに観測された最大の攻撃キャンペーンは2015年12月30日に起こったものであり、分散的に発生したトラフィックの帯域のピークは、当社のスクラビング(洗浄)センター全体で約308Gbpsだった」とあり、攻撃の威力は高まりつつあるとのこと。それが、このマルウェアのリスク要因が「高」に分類された理由です。
 アドバイザリによれば、このボットネットはかなり大きくなっており、100Gbpsを超える「攻撃トラフィック」を発生させられる規模になっています。また、ほかのDDoS攻撃の仕組みと組み合わせて使用されている模様です。
 Akamaiによれば、これらのボットネットが拡大したのは、XORボットネットの閉鎖後であり、「マルウェア攻撃者は、同じ標的のグループに対する激しい攻撃を継続するために、異なる手段や異なるボットネットを使い始めている」とのこと。
 アドバイザリでは、「Akamaiによる過去6カ月間の観測でこのような活動の認識が得られたことにより、このアドバイザリを公開した」と述べられています。
 同社は、これらのボットネットはICMPフラッド、TCPフラッド、UDPフラッド、SYNフラッド、HTTPフラッド、DNSリフレクションなどを含むさまざまな攻撃ベクトルを使用し、アジア地域で発生したXORボットネットに似た手法で、標的に対し攻撃を仕掛けていると警告しています。
 システムがマルウェアに感染すると、DDoS攻撃や、ポートやサービスを開くことを含むさまざまな攻撃機能が実行可能になり、感染したシステムが完全に乗っ取られ、さらなる攻撃の起点として使用される可能性もあるようです。

ソース ZDNet より

いやはや、参りましたね。

とはいえ、我が家のLinuxでもよく注意しているので、(アンチウイルスも導入済み)、何とか大丈夫でしょう。しかし、作成者の技量もかなり上がってきている気がして心配です。



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