2013年7月31日水曜日

さよならカーネル3.9.11、そしてようこそカーネル3.10.2 !

私の愛機の一つである、メインのノートPCにインストールしているUbuntu12.04 LTS+カーネル3.9.11で、今後は枯れていく3.9系を期待していましたが、早くもEOLとなってしまいましたので、早速3.10.2へ移行しました。

もちろん体感的には、まったく変わりませんが、後は,このバージョンが引き続き枯れていくカーネルとして、使いつづけていけばうれしい限りですが、今のところ、Satble版としては3.10系がメインのようなので、今度は3.10系で枯れていくカーネルを継続して使用していきたいとおもいます。

しかし、最近のカーネルの開発は、昔から見ると非常に早く、品質もいいのには、本当に驚かされます。









と、いうことでサクッといれてしまいましたw

ちなみに、Ubuntu12.04 LTSのカーネル3.2系はlong Termで、引き続き継続してサポートされています。バックポートも行われていることですので、3.2系を使いつづけてもよいのですが、当たらしい物好きとしては、つい入れたくなってしまったりします。

ちなみに、現状は3.2系には戻る予定はありません。やはり最新の機能が、コアで動いていますので、どうしても目がそちらにいったりしてしまいますw




2013年7月30日火曜日

カーネル3.9.11がEOL orz

ショックです。
カーネル3.9.11へアップしたばかりなのに、もうEOLとは。

仕方がないので、3.10.2へ移行することにします。
しかし、ちょっと早すぎでは. . .


2013年7月29日月曜日

Linux Mint 15 “Olivia” KDE版がリリースされました ! !

Mint 15にKDE版が登場しました ! !

主な仕様としては、
・ KDE 4.10
・ MDM
・ Software Sources
・ Driver Manager
・ Software Manager
・ System Improvements
・ Artwork Improvements
・ Upstream Components

KDEユーザーの方は、「やっときましたか ! 」といった感じかも知れませんね。
是非、新しいMint15をご堪能いただければと思います。


2013年7月28日日曜日

ubuntuforums.orgに不正アクセス、ユーザー名やメールアドレスが流出

Ubuntu Forums(ubuntuforums.org)が不正アクセスを受け、利用者のローカルユーザー名、暗号化されたパスワード、電子メールアドレスが流出したものようです。件数は公表されていませんが、全利用者の情報が流出したと見られるとのことです。
現在、Ubuntu ForumsのWebサイトはメンテナンスモードになっており、Canonicalのチームが復旧にあたっているとのこと。
告知ページに記載された情報によると、7月20日 20時11分(UTC)に不正アクセスに気づき、同20時15分にWebサイトを閉鎖するとともに、調査を開始したという。流出した件数は公表されていないが、6月時点のUbuntu Forums Statisticsでは、約180万人のメンバーが登録を行なっていました。流出したパスワードに関しては「The passwords are not stored in plain text」とされており、暗号化やハッシュ化が施されていた模様で、もしこれが事実であれば、ちょっと安心です。一方で、同じパスワードを他のWebサイトなどで使用している場合には、パスワードの変更を強く勧めるとしています。なお、今回の不正アクセスはUbuntu Forumsのみで、Ubuntu OneやLaunchpadなどへの影響はないとのことです。

不正アクセスとは、一体どのような方法だったのか、非常に気になるところですが、脆弱性などを突いた攻撃ではないようなので、大方推測は突きますが、結構大胆な出口なのですぐにサイトを閉鎖されてしまったのでしょう。
さて、一連の経緯はいずれどこからか情報が出てくると思いますので、興味深く待ってみましょう。

2013年7月27日土曜日

Ubuntu 12.04 LTSへカーネル3.9.11をインストールしてみました !

メインのノートPCへインストールしているUbuntu 12.04 LTSへ、カーネル3.9.11をインストールしました。
今回は、次の変更が加わりました。

・NTLMのビッグエンディアン(NTLMv2の)認証を処理
・mm/memory-hotplug:オフライン時のLow memory カウント・オーハーフローのバグFix
・memcg、kmem:Kmem失敗時のエラーパスのハンドリング・カウントの参照を修正
・ ext4:SEEK_HOLE, SEEK_DATA実装のオーバーフローのエラー対応。
等、改めて見てみると結構細々としたBug対応がされていました。



これで、またカーネルがまた一段と枯れたカーネルになりました。

ちなみに、体感上はまったく変わりません。(笑)

枯れたパッケージ、枯れていくカーネル、このまま継続してこのメインのノートPCはカーネル3.9系で継続使用していきます。


2013年7月26日金曜日

Clonezilla Live 2.1.2-20がリリースされました !

ここのところ、あまり使わなくなっていたので、すっかり忘れていたところがありましたが、HDDの丸ごとコピーで使っていたClonezilla Live が2.1.2-20となってリリースされました。

これとGPartedを使って、HDDの交換・丸ごとコピー・パーティションの変更(容量増加に伴うパーティションのサイズ変更などには、必須のツールでした。(もっとも、今でもそうですが)
まだご利用になったことがない方は、Clonezilla及びGPartedのLive CD or DVDをツールの一つとして、是非手元に置いておかれることをお勧めいたします。


2013年7月25日木曜日

Linux デスクトップメモリ使用量の調査 ! !

歴代のLinuxのデスクトップのメモリー使用料が記載されている記事を見つけましたので、ご紹介したいとおもいます。結構以前から調査をしていたようで、懐かしい名前が沢山でています。
現在のUbuntu Unityも含めてどのような状況なのか、Linuxディスクトップユーザーは、是非目を通しておく事をお勧め致します。

こちらからご覧になれます。

それにしても、昨今のデスクトップ版はメモリー喰いですね。ただし、メモリの価格も下がってきているため、それほどメモリー喰いという印象がないのではと思われます。

とはいうものの、Ubuntu Unity、結構消費していますね。



2013年7月24日水曜日

ノベル、SUSE Linux Enterprise 11 Service Pack 37製品をリリース ! !

ノベル(といえばNetwearを思い出すのは私くらいかも)は7月18日、SUSE Linux Enterpriseの最新版「SUSE Linux Enterprise 11 Service Pack 3(以下、SLE11 SP3)」の提供開始を発表しました。
SUSE Linux Enterprise は、包括的な製品ポートフォリオで構成されており、
SUSE Linux Enterprise Server
SUSE Linux Enterprise Server for System z
SUSE Linux Enterprise High Availability Extension
GEO Clustering for SUSE Linux Enterprise High Availability Extension
SUSE Linux Enterprise Desktop
SUSE Linux Enterprise Server for VMware
SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack
の7製品が、SLE11 SP3としてリリースされました。
SLE11 SP3は、RISC/UNIXシステムで動作する処理負荷の高いワークロードの移行先として最適な、スケールアップの選択肢で、最大級のシステムをサポートできるスケールアップ性能を備えており、最大 4096の論理CPUおよび16 TiBのシステムメモリを構成できるとのことです。
また、IBM zEnterprise SystemのzEC12 Flash Expressハードウェアをサポートし、低遅延で高スループットのストレージを利用でき、SANトラフィックを低減できるのも特徴です。

それから更に、Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)セキュアブートのメカニズムを統合した最初のエンタープライズ向けLinuxディストリビューションとなり、システムの起動時におけるセキュリティ向上を大幅に実現しています。

今後セキュアブートのディストリビューションが出てくると思いますが、今後のエンタープライズ向けには、同様な対応を実装したものが出てくるのではと予想いたします。

とにかく、Good Job ! ! ですね。

2013年7月23日火曜日

Oracle Linux、年80%で成長 - Linux市場で3位に !

Oracleは7月17日(米国時間)、Linuxサーバオペレーティングシステム市場においてOracle Linuxの急成長が続いており、2012年と比較して80%を超える成長を実現したこと、同市場においてトップ3にランクインしたことを発表しました。顧客およびパートナーはシステムおよびアプリケーションの安定性向上、可用性向上、パフォーマンス向上などを目的としてOracle Linuxの採用を進めていると指摘しているとのことです。
Oracle LinuxはOracle Exadata Database Machine、Oracle Exalogic Elastic Cloud、Oracle Exalytics In-Memory Machine、Oracle Big Data Appliance、Oracle Database Applianceなど同社が提供するソリューションを利用するためのプラットフォームとして世界中のさまざまな業種の企業によって採用されていいます。
Oracle Linuxが急成長している背景にはOracleの提供するソリューションとの連携の高さのほか、AMD、Beyond Trust、Cisco、Dell、Emulex、富士通、Fusion IO、日立、Huawei、Intel、LSI、Micro Focus、Microsoft、Netapp、NEC、QLogic、SAS、Salesforce.com、Symantecなど数百のパートナー企業がOracle Linuxをベースにソリューションを提供していること、及び充実したLinuxのサポートサービスを提供していることなどがあるとおもわれます。
RHELの互換ではあるものの、もともとデータベースではほぼNo.1といってよいくらいの、基幹業務での稼働実績もあり、そのデータベースとOSであるLinuxがセットでサポートしてくれ、かつJavaも活用するとなれば、オールインワン状態でサポートされると思われるため、なかなかいい展開をしているように思えます。
引き続き、Oracleの今後の動向は注視すべきかとおもいます。

2013年7月22日月曜日

Linux Mint 15 Xfceがリリースされました !

Linux Mintチームは7月12日(米国時間)、Linux Mintの最新版となる「Linux Mint 15 "Olivia" Xfce」をリリースしました。今回リリースされたバージョンは、5月29日(米国時間)にリリースされたLinux Mint 15 "Olivia"をベースとした別エディションです。

Linux Mint 15はCinnamonベースのエディションとMATEベースのエディションが既に公開されています。このリリースから1ヶ月半を経てXfceベースのエディションが登場しました。採用されているXFceのバージョンは4.10です。

Linux Mint 15 Xfceの動作に求められる最小限スペックは主記憶メモリが384MB、ディスクスペースは5GB、グラフィックは800x600とのことです。ちなみに、メモリは1GB以上が推奨されています。x86アーキテクチャ向けに32ビット版と64ビット版が用意されており、世界中のミラーサイトからダウンロードできます。

Linux Mintは新しいコンポーネントやツールキットを使いつつもこれまでのUIをベースに改善を続けており、GNOME ShellといったUIをあまり好まないユーザの支持を集めています。

XfceはCinnamonやMATEに比べると軽量高速で、スペックの低いPCでも比較的快適に使用できるという特徴がありますので、ネットブックユーザにも是非使っていただきたいとおもいます。

2013年7月21日日曜日

サブノートPCのKali Linuxへカーネル3.10.1をいれました !

予告どおり、サブの古いノートPCへインストールしているKali Linuxへカーネル3.10.1を入れました。古い機器に、最新のカーネルをのせて動かすことができるのは、Linux故の事ですね。この古いサブノートPCも、まだまだ現役で使えますね。


あとは、SSDを導入すれば、なおのことパフォーマンスが上がりますね。





さて、こちらのサブノートPCでもペネトレーションテストのツールの動作確認を改めて最初から実施する事にします。








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2013年7月20日土曜日

Kali Linuxへカーネル3.10.1をいれてみました !

全く懲りずに、デスクトップPCにインストールされているKali Linuxへカーネル3.10.1がリリースされたので、早速インストールしました。

現状特に可動状況に支障は出ていません。今度は、カーネルが3.9系から3.10系に変わったので、ペネトレーション用ツールが動作するかじっくりとまた最初から検証することにします。

平行して、サブのノートPCへもインストールしているKali Linuxへもインストールを試みる予定です。(もちろんカーネル3.10.1です。)














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2013年7月19日金曜日

Ubuntu13.04へカーネル3.10.1を入れました !

デスクトップPCへインストールしているUbuntu13.04のカーネルを3.10から3.10.1がリリースされたことにより、アップデート致しました。

Ubuntu12.04.2 LTSと同様に、changelogは見ずに、インストールを実施。
現在のところ、特に問題なく動いています。
(地味にテーマを変えてみました)




こちらも、枯れたアプリケーション、そして枯れていく最中のカーネル3.10を実装させて、今後もカーネルが枯れていくであろう(つまり、次々と3.10系がリリースされること)を期待しつつ、このUbuntu13.04もカーネルの更新を継続的に実施していきます。


こちらの書籍を読んでみて、カーネルのバージョンを上げてみてはいかがでしょうか? とても参考になります。

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2013年7月18日木曜日

Ubuntu12.04.2 LTSへカーネル3.9.10を入れてみました !

またまた懲りずにメインノートPCにインストールされている、Ubuntu12.04.2 LTSに対してカーネルのバージョンアップを実施しました。

今回は、changelogを見ずに、いきなりコンパイルごパッケージ化して、インストール。
カーネル以外はずいぶん枯れたものになっていますが、カーネルも3.9.10となり、リリース当初から見ると、結構枯れてきていると思います。
今のところは、問題なく使えていますので、この調子でカーネルも枯れていくことを期待しつつ、継続してバージョンアップをしていきます。

ちなみに、地味ではではありますがアイコン
のをちょっと変えてみました。










カーネルについては私も購入しました下記の
書籍がおすすめです。


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2013年7月17日水曜日

イノベーションを導くオープンソースプロジェクト10選

イノベーションをもたらしているオープンソースプロジェクトは、幾千とあります。小規模なものもあれば、大規模でグローバルな展開をしているものもあります。ここでは、多くのオープンソースプロジェクトの中から、テクノロジの世界のイノベーションをリードする10のプロジェクトを厳選して紹介させていただきます。
ソース ZDNet Japanより


1.OpenNebula
 「OpenNebula」の目的は、標準に準拠する仮想化されたエンタープライズデータセンターを提供することです。ただしOpenNebulaは、多くのデータセンタープロバイダーのような、1種類で全てに対応するという考え方は取っておらず、顧客の側で準備しなくてもすぐに使えるソリューションも作っていなません。このプロジェクトの核は、データセンターの運用を自動化し整理するための管理レイヤです。これは、ネットワーク、ストレージ、仮想化、モニタリング、ユーザー管理に関する既存技術を活用し、統合することによって実現されています。OpenNebulaは、クラウドを構築しようとする人に、さまざまなクラウドベースのアーキテクチャの実現に使える、モジュールシステムを提供すねものとなっています。

2.Ubuntu Unity
 万人がデスクトップに「Ubuntu Unity」を選ぶわけではないが、Ubuntu Unityがデスクトップインターフェースに対するユーザーの考え方と使い方に大きな影響を与えたことは否定できないと思われます。実際、「Unity Dash」の検索機能は、Windows 8にも影響を与えています。また、Unity自体が、デスクトップとモバイルデバイスの垣根を取り払おうとしています。あらゆるデバイスで同じインターフェースを使えるようにする必要性から、今後Unityはより多くのプラットフォームに広がっていく可能性をもっています。ただし、個人的には、ちょっとすべてのデバイスにたいしては、どのような影響力があるのかは現時点では懐疑的でする

3.OpenClinica
 「OpenClinica」は、臨床試験データの電子的収集(EDC)および臨床試験データ管理(CDM)のための、世界初の臨床試験用オープンソースソフトウェアです。わずか数年で、OpenClinicaは最も多く導入されている臨床試験ソフトウェアになりました。このソフトウェアはオープン標準に準拠して作られており、100カ国以上で臨床研究に使われているとのことです。これはモジュール式のソリューションであり、コミュニティ版とエンタープライズ版が用意されています。

4.OpenStack
 「OpenStack」は、オープンソースのクラウドOSであり、演算(大規模な仮想マシンのネットワークのプロビジョニングと管理を行う)、ストレージ(サーバやアプリケーションで使用するオブジェクトストレージおよびブロックストレージ)、ネットワーキング(ネットワークおよびIPの管理)などの各システムをコントロールする。 すべてのコントロールと管理は、1つの使いやすいダッシュボードから行うことができ、ここからクラウドベースのリソースのプロビジョニングと自動化が可能となります。
これは有名ですね。

5.Kitware
 Kitwareは、オープンソース開発に注力している企業です。これまでに、同社はソフトウェアプロセス、科学計算、コンピュータビジョン、医療分野のコンピューティング、情報科学、データ管理などの分野のソフトウェアを作っている。同社はVTK、ITK、Cmake、ParaViewの各プロジェクトに大きく貢献していることで知られており、オープンソースツールが育つようなクロスプラットフォームソフトウェアプロセスを作ることで有名です。Kitwareはまた、幅広い活動を対象としたカスタムコンサルティングサービスも提供している。同社は常に限界に挑んでおり、数多くの領域で、データマイニングやデータマッピングにオープンソースのツールを使用しています。

6.OpenDaylight
 「OpenDaylight」はコミュニティ主導の、革新的で透過的なSoftware Defined Network(SDN)の作成を可能とするオープンソースのフレームワークです。SDNによって構築されたネットワークでは、インフラの管理に適切なツールを必要とします。OpenDaylightは、そのコアに、モジュール型でプラグイン可能な、柔軟性の高いコントローラを持っており、Java VM上で動作するため、Javaをサポートしているプラットフォームであれば使用できます。

7.ForgeRock
 「ForgeRock」は、企業、クラウド、モバイル、ソーシャル環境のIDおよびアクセスの管理を横断的に行う、オープンなIDスタックを作成しました。このForgeRockの「Open Identity Stack」は、オープンソースであることを利用して、複数のAPIを使用し、プラットフォームをまたいだシームレスなIDとアクセスの管理を可能にしています。ForgeRockは、市場で手に入る唯一のオールインワンのオープンIDスタックを提供しているだけではなく、非常に活発なコミュニティも維持しており、このコミュニティがコードのバグを頻繁に修正もいますので安心です。また、このソフトウェアをオープンにしておくために、ForgeRockは企業独自のソフトウェアでは実現できない透明性を確保している点も評価出来る点かと思います。

8.Facebook Open Compute
   Facebookは最も安価かつ最も効率的なコンピューティングインフラの1つになるものを作ることを決めました。このプロジェクトは、ストレージ、マザーボード、ラック、仮想I/O、コンプライアンスと相互運用性、ハードウェア管理、データセンターの設計などに関するオープンな仕様を開発してもきました。

9.Hadoop
 「Hadoop」はApacheのプロジェクトの1つで、大規模データセットをコンピュータクラスタ間で分散処理するためのものです。Hadoopは1台のサーバから、数千台のマシンまで、あらゆる環境で利用できるように設計されています。Hadoopを利用すれば、高可用性はソフトウェアで実現されるため、ハードウェアに依存する必要はありません。Hadoopのライブラリはアプリケーション層での問題を検知し、それに対処するように設計されています。またHadoopはペタバイトクラスの構造化データおよび非構造化データを扱うことができるところも凄い点かと思います。

10.Android
 あえて説明の必要はないくらい有名ですね。このオープンソースモバイルプラットフォームは、モバイルの世界のあらゆる限界を破ってきました。Androidが登場するまでは、スマートフォン市場には「iPhone」、「Blackberry」、「Palm」くらいしか存在しませんでした。しかしAndroidが登場すると、BlackberryとPalmは大きな打撃を受けました。ただし、キャリア間、メーカー間で同じバージョンのAndroidでも機種依存が著しく、とくに日本に置いては、「三種の神器」いわれる機能が必須のアイテムとなっていることもあり、グローバルな意味での共通プラットフォームとしては、現状当初の構想から外れてしまった感はあります。


今後、私たちのまわりでは知らない間に、クラウドコンピューティングやAndroidの普及、そしてFacebookの利用がますます広がると思います。さて、来年は、いかなるオープンソースプロジェクトがでてくるのか、非常に楽しみです。


2013年7月16日火曜日

Linuxのカーネルの特徴について

古い話から始まりますが、現在CentOSなどRHELの互換OSとして使用されているなかで実装されているカーネルについて、まずカーネル2.4と2.6と違いから記載いたします。

性能比で言えば、CPUの数が多くるにしたがって、2.6系のカーネルのパフォーマンスの方が向上しています。(ソースは、こちらをご覧下さい。)
これは、プロセス・スケジューラの効率などが向上に大きく寄与している結果を示しています。
とくに、16プロセッサ以上がカーネル2.6のターゲットとしているのが大きな特徴です。

カーネル3.0につきまして
Linuxカーネルが14年ぶりにメジャーバージョンアップしのがカーネル3.0となります。ただし直前の2.6.39から大幅な仕様変更はなく、通常の機能追加とメンテナンスによるリリースとなります。
Linuxカーネル3.0の新機能は、Btrfsの自動デフラグ、Wake on WLAN、sendmmsg()システムコール追加(ネットワークスループット向上)、JITコンパイラを用いたバークレーパケットフィルタ等と多岐にわたります。(ちなみに、まだこの頃のBtrfsは非常に動作が遅く私も実験的に使いましたが、結局extfsに戻しました)


カーネル3.2につきまして
主要な変更点としては、まずExt4ファイルシステムにおけるブロックサイズの拡張が挙げられます。x86環境ではExt4ファイルシステムのブロックサイズは最大4KBでしたが、これが最大1MBにまで拡張されました。また、Btrfsも改良され、ファイルシステムの整合性をチェックするscrub処理の高速化や重要なファイルシステムメタデータの自動バックアップ昨日、ファイルシステムを手動で分析するツールの提供といった改良が行われました。(しかし、まだこの段階でもBtrfsは遅いです。)
 プロセススケジューラも改良され、各プロセスにおけるCPUリソース(Process bandwith)の利用量を制限できる「Process bandwith controller」が導入されました。そのほかとして、Qualcommの「Hexagon」プロセッササポートやデバイスマッパーにおけるシンプロビジョニングおよび再帰的スナップショットの実験的サポート、ページ再要求時のファイルシステムへのライトバックを減らす「I/O-less dirty throttling」機能、TCPにおいてパケット消失が発生して通信速度が低下した場合でもそれを迅速に復帰させる「Proportional Rate Reduction」機能、プロファイリングツール「perf top」の改良、プロセス間でそれぞれが所有しているメモリを相互に読み書きできるようにする「Cross memory attach」機能などが大きな特徴となっています。
※Ubuntu 12.04のカーネルは、この3.2系が使用されています。


カーネル3.4につきまして
Btrfsファイルシステムに多くの改良が加えられました。また新たなデータ復旧・修復ツールが利用可能になったほか、4KB以上のメタデータブロック対応、パフォーマンスの改善、エラーハンドリングの改良などが行われているとのことです。
さらに、GPUドライバの改良も行われました。NVIDIAのGeForce 600シリーズ(開発コード「Kepler」)やAMDのRadeon HD 7000シリーズといった最新GPUのサポートが追加されたほか、「Medfield」と呼ばれる、Intel Atom CPUのスマートフォン・タブレット向けモデルの統合グラフィック機能サポートも行われています。
 またx86向けカーネルにおいて、64ビットモードで動作しながらも32ビットのポインタや32ビットのlong型を使用する新たなABIが作成されました。これによりメモリアクセスなどのオーバーヘッドを削減しつつ、64ビットモードでしか使えないCPU機能を利用できるようになるという画期的な機能が追加されました。
 その他としては、x86 CPUドライバの自動読み込みやブート時に起動デバイスが改ざんされていないか検証する機能、読み込み専用の外部デバイスをシンプロビジョニングされたLVMボリュームのソースとしてサポートする機能、セキュリティモジュール「Yama」、「QNX6」ファイルシステム(qnx6fs)サポートなども追加された。プロファイリングツール「perf」の強化も行われている。


カーネル3.6につきまして
大きな特徴となるのが、「ハイブリッドスリープ」(ハイバネーション)の導入です。サスペンドの前にRAMの内容をディスクに保存しておくもので、サスペンド中にバッテリがなくなるなどでシステムがシャットダウンされた場合でも、ディスクに保存しておいたRAMイメージからメモリの内容を復旧させてシステムを再開できます。電源管理ではこのほか、PCIeデバイス向けの「D3cold」省電力レベルのサポートも加わっています。
 実験的サポート段階にある新ファイルシステム「Btrfs」にも多くの機能強化が加えられています。まず、各Subvolume単位でquotaを設定できる「Subvolume quotas」が実装された。各Subvolumeに対してサイズを設定し、それを上回ると書き込みができないようにするもので、quotaの代わりに利用できます。また、「send/receive」と呼ばれる、ユーザー空間のプログラムがスナップショット間の差分を取得したりそこからファイルを復元する機能も追加された。SubVolume間でのファイルクリーンを行う機能も実装されています。
 ネットワーク関連では、クライアント側での「TCP Fast Open」サポートが行われた。TCP Fast Openは米Googleが開発したTCPの拡張機能で、TCP接続確立プロセスの最適化によりコネクション生成の高速化を図る技術。バッファが引き起こすネットワーク遅延や接続障害「Bufferbloat」問題への対策として、TCPパケットの数を制限するTCP Small Queues(TSQ)も加わっている。cifsファイルシステムではSMBv2プロトコルもサポートされました。
 IOMMU(Input/Output Memory Management Unit)保護下でドライバがユーザー空間に直接アクセスするためのフレームワークVFIO(Virtual Function I/O)の追加、KVMの性能強化なども行われています。このほか、ドライバ、メモリ管理、仮想化、暗号化などで多数の細かな改善や機能強化が行われています。


カーネル3.8につきまして
極めて小さなサイズのファイルをinodeに組み込み、ディスクの仕様効率を改善させるファイルシステム、Ext4のサポートなどが特徴です。また事前に伝えられていた通り、このバージョンから386プロセッサのサポートは打ち切られました。
 Ext4のサポートでは、未使用のinodeスペースに極めて小さなファイルを保存できるようにしてディスクスペースの無駄を省き、パフォーマンス向上を図ったことが特徴です。
 また新機能として、Btrfsの機能強化(デバイス交換にかかる時間短縮などの効果が見込まれる)、SSDに最適化された新しいファイルシステム、F2FS(Flash-Friendly File System)のサポート、XFSのジャーナルチェックサム、Huge Pagesにおけるゼロページのサポート、メモリリソースコントローラのカーネルメモリ計算サポート、自動NUMAバランシングなどが盛り込まれています。
なお、386プロセッサのサポートは打ち切られる一方で、486のサポートは継続しているとのことです。


カーネル3.9につきまして
BrtfsでのRAID 5/6サポートやSSDキャッシュデバイスサポート、Androidエミュレータ機能、いくつかの新アーキテクチャサポートの追加、省電力機能の強化などが特徴となります。
 Brtfsでは従来RAID 0/1のサポートのみが行われていましたが、今回新たにRAID 5および6の実験的サポートが追加されました。ただしクラッシュセーフではないため、あくまでも「テスト目的」での実装というステータスとのようです。また、スナップショット情報を意識したデフラグ(Snapshot-aware defragmentation)が行われるようになっています。マウントされているファイルシステムのラベル情報を取得したり設定/変更するためのioctlの追加や、ロック無しでのdirect-io writeを行う機能の実装、ロックやCPU消費の削減も行われています。
 「dm-cache」と呼ばれる、特定のデバイスをキャッシュとして使用する機構も取り込まれました。これによりSSDなどのストレージデバイスをハードディスクのキャッシュとして利用できるようになり、データの読み込みや書き出しの高速化といった性能改善が期待できるとのことです。
 Android関連では、「goldfish」と呼ばれるQEMUベースのARM仮想化環境が搭載されました。goldfish環境では仮想CPUやバッテリおよびMMC、オーディオ、グラフィックスなどの関連デバイス用ドライバが提供され、これを利用してAndroid向けの開発ができるとのことです。
 電力管理も改善し、サスペンドモードとして新たにPM_SUSPEND_FEEZEが加わりました。プロセスのフリーズ、デバイスのサスペンド、プロセッサをアイドル状態にするもので、STR(Suspend To RAM)と比較して省電力性は低いが、リジュームは高速とのことです。STRをサポートしていないプラットフォームに適しているほか、アイドル状態の省電力が優れている場合はSTRの代わりとして利用できるという。より効率的にCPUの電力消費を管理できるようにするIntelのPowerClampドライバも導入されました。
 仮想化関連では、KVMがARMのCortex A 15プロセッサの仮想化機能をサポート、ARMコアでKVMが動くようになりました。VMwareのVirtual Machine Communication Interface(VMCI)を統合、仮想マシンとホスト間の通信を改善するなどVMwareの仮想化ソリューションのサポートを全体的に強化できるとのこと。Xen向けのドライバも改善し、プロセッサとメモリのホットプラグ機能が加わりました。
 新アーキテクチャとして、TV向けセットトップボックスやメディアプレイヤーなどに使われているSynopsys ARC700プロセッサファミリや、デジタルラジオデバイスなどに使われているMeta ImaginationのMeta ATPおよびHTPプロセッサが追加されている。Chrome OS搭載デバイスのサポートも追加されました。
 新機能が導入された一方で、実験的な機能を有効化するのに使われるカーネル設定オプションCONFIG_EXPERIMENTALが削除されました。開発モデルの変更とステージングディレクトリにより、この機能の有用性がなくなったと説明しています。


カーネル3.10につきまして
SSDなどのストレージデバイスをハードディスクのキャッシュとして利用することで読み込みを高速化するフレームワーク「bcache」が導入されました。SSDキャッシュはカーネル3.9の「dm-cache」で初めて導入された機能で、bcacheは小容量のブロックデバイスを利用するブロックレイヤーキャッシュ技術。L2ArcやZFSに似たものだが、ライトバックキャッシュも可能でファイルシステムにも依存しないとのことです。
 また、タイマーを使わずにマルチタスクを実現する「Timer free multitasking」と呼ばれる機構もサポートされました。このバージョンでの実装では完全にタイマー非依存になっているわけではないですが、これにより、CPUの消費電力削減や処理パフォーマンスの向上といった効果が期待できるとのことです。
 ファイルシステムでは、実験的サポート段階にあるbtrfsでディスク容量をより効率的に利用するためにサイズが縮小された新たなメタデータエクステントが導入されました。これによりエクステントツリーのサイズが30~35%縮小できるほか、コピーオンライトオペレーションを削減できるとのことです。この機能は、あくまでも実験的なものと位置づけられており、mkfsコマンドで有効にする必要があります。XFSではメタデータでのCRC32cチェックサムが実験的に実装されました。
 ネットワークでは、短いTCPトランザクションにおける終了処理でのレイテンシを削減する「TCP Tail Loss Probe(TLP)アルゴリズム」が追加されました。また、SysV IPCやrwsem(read-writer semaphore)のロック、mutexのロックなどにおけるスケーラビリティの改善も行われています。ARM big.LITTLEアーキテクチャサポートやMIPSでのKVMサポート、トレーシングフレームワークでのトレースバッファのスナップショット機能サポートも追加されたとのことです。


ざっと、長々と書きましたが、カーネルのバージョンが上がる度に、省電力化、ファイルシステムの性能向上、仮想化機能の充実が上げられるとおもいます。
クラウドコンピューティングが進み、仮想化システムが広がり、より効率よくI/Oまわり、そしてファイルシステムまわりが性能の向上をして、今後の更なる広がりを見せるであろうSSDデバイスのサポートなど、カーネルをみていると、コンピューターの進んでいる方向性に合致しているように思えて仕方がありません。

残念ながら、それぞれのカーネルの性能比を比べる事が出来るを調べましたが、なかなかみつかりませんでしたが、あくまでも偏った私見ではありますが、カーネル2.6系よりもカーネル3.8以降の方が、アプリケーションの切り替えやGPUへの対応を含めて性能が向上している事は、体感出きると思いますので、たとえばCentOSのカーネル2.6系と3.9系とを比較してみると、プラシーボ効果もアルトは思いますが、デフォルトでサードパーティ製のドライバを導入しなければ、性能向上は体感できるとおもいます。また、スケジューラーの性能向上につきましては、DVDや音楽を再生したりするときに、GkrellmのProc表示をみてみた場合、カーネルのバージョンが上がっている方が、綺麗にスケジューリングされている状況がリアルタイムにて分かりますので、実験的な機能はお勧めはしませんが、通常に使う分には、バージョンが上のカーネルをお勧め致します。
ただし、リリース直後のカーネルには、まだ潜在的にバグが潜んでいることがあるので、カーネルのバージョンを上げる際には、少し様子をみてからバージョンアップを試みた方がよいかとおもいます。

エンタープライズシステムで使われているカーネルと同じものが、自宅のPCで使用できる、これは凄いことだとおもいます。個人的には,非常にワクワクしています。
これだから、Linuxはおもしろいと感じる要因の一つかと、私自身は思っています。


2013年7月15日月曜日

Ubuntuへ乗り換えた理由について

Linuxが今ほど名前が知れ渡る以前より使っていますが、最初はBSD系のものをいじっていました。
そんな時期に、とある古本屋さんで、ふと手にしたのがSlackwareのLinuxの本でした。当時はXの設定をするのに、設定ファイルを、実装されているチップに合わせて設定していくという極めてDIY的な作業で、何度も失敗を繰り返していました。そんな時、当時五橋研究所(のちにレーザーファイブ株式会社-,その後ターボ ソリューションズ株式会社=Turbo Linuxの発売元)からでていたRed Hatのローカライズされたバージョンがでて、更にFedoraに変わってからも少しの間使いつづけてきましたが、たまたまヨーロッパあたりではUbuntuというディストリビューションが人気があるということを知り、早速試して見たところ、非常に安定して動いていたことと、何よりもDebianベースということもあって、豊富なアプリケーション群があり、更に一番驚いたのはインストールが非常に簡単であること、これには驚嘆しました。
その他にもいろいろありますが、まとめますと


1. インストールが非常に簡単であること。
 これはとても重要な事で、グラフィックコントローラーも自動認識して、しっかりと何もせずにどうさしてくれたことには、感銘を受けました。ちなみに、10.04までは、Geforce 460GTXを使用していたこともあり、nVidia社のHPからダウンロードして使用していました。描画速度が圧倒的に早かったのがその理由です。

2. UpStartによる、起動時間の短縮
->起動時間は、UpStart以前は起動時にバックグラウンドで動作するサービスやデーモンプロセスをシリアルに起動してかつ、その起動結果をまって、次のサービスやデーモンプロセスを起動する仕組みをとっていましたが、UpStartにより、起動してその起動結果を待つことなく、次々と起動をかけていくことにより、起動時間短縮にかなり寄与しているところがよい点かと思います。

3. カスタマイズが初心者でも容易にできること。
->Ubuntu Tweakをインストールすることにより、テーマやフォント、アイコンなどが簡単に変更できます。昨今では、Gnome Tweakのツールもリリースされていますので、合わせて利用すると、設定ファイルなどを意識せずにGUIベースで変えられるのがとてもよいです。

参考)
既にご存知の方もいらっしゃるかとおもいますが、テーマやアイコン、
壁紙などはgnome-look.orgのサイトで豊富にありますので、そちらも是非ご覧下さい。


4. アプリケーション群の豊富さ
Debianベースということもあり、もともと他のディストリビューションよりもたくさんあるため、いろいろなアプリケーションを簡単にインストールして楽しむことができます。

5.マルチメディア用途として楽しめる
nofreeのパッケージがあるものの、インストール時にそのチェックを入れるだけで、DVDがみられます。(medibuntuのリポジトリが前述のチェックを入れることにより設定されるため、以前のバージョンでは、インストール後別途リポジトリを設定していましたが、これもパッケージで提供されていますので、簡単にせっていできました。)Fedoraの場合は、別途リポジトリを登録する必要があり、かつパッケージの依存関係で、設定完了まで時間がかかりましたが、Ubuntuの場合はその点は自動で対応してくれるため、非常に助かっています。

6. Unity
実装当時から現在に至るまで大変不評で、その方々はUbuntuベースのLinux Mintへ流れてしまった方々がおおく、Distrowatch.comでも、Mintの人気は継続して安定した人気を維持しています。私も最初は違和感がありましたので,一時期Mintと併用して使っていましたが、そのうち慣れてしまった事もあり、またランチャーとして使えるのは非常に便利であることや、Unityレンズで未登録のアプリを検索したりするときに、とても便利だと改めて知って以降は、Mintは取りやめてUbuntu一本に絞って使っています。Drawes(参考例として、こちらを参照してみてください。)もとても便利ですので、現在に至ってはUnityは、Ubuntu輪使うに当たっては,私にとって阻害要因ではなく、むしろウエルカム状態だったりしています。

7. GRUBでのカーネルのバージョン管理を自動でやってくれます。
メインのノートPC(Ubuntu12.04LTS)ではカーネル3.9.9を使っていますが、Ubunu12.04ようの新しいカーネル3.2.0-XXがリリースされてインストールされる場合、既にそれより新しいカーネル3.9.9がインストールされているので、GRUBに組み込まれる場合は、3.9.9の下に設定されます。
CentOSの場合は、新しいパッケージ、という管理の方法をとっているのか、同様の自称が発生した場合は、カーネル3.9.9より上に2.6.XXが設定されるため、都度GRUBの設定後の内容を変更していました。

大雑把ではありますが、これが私が「Ubuntuへ乗り換えた」理由です。

非常に私見が入っており偏った内容ですが、そのあたりはご了承のほどお願い致します。


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2013年7月14日日曜日

Xen 4.3.0がリリースされました !

Xenプロジェクトは7月9日(米国時間)、Xenの最新版となる「Xen 4.3.0」を公開しました。9ヶ月を超える開発期間を経てのリリースで、成果物はGPLv2のもとで公開されます。
「Xen 4.3.0」で、今回注目すべき点は、ARMのサポートが実験的に追加されたことかと思います。サポート対象は32ビット版がARMv7 Fast Model、Cortex A15 Versatile Expressプラットフォーム、Arndaleボードとされているようです。
64ビット版のハードウェアはまだ提供がはじまっていませんが、ARMから提供されているAEMv8リアルタイムシステムモデルを使って動作が確認されているとのことです。
それ以外で注目されるのは、NUMAを意識したスケジューリング機能が実装されたこと、Open vSwitchのサポートが追加されたこと、使用しているQEMUのコードを古いコードから新しいQEMUのコードへ更新したことなどが上げられます。

以前、オープンソースコミュニティに出向いた際に、実験的にDELLのサーバーとしてCPUにARMプロセッサを複数搭載して動作させているのを見かけましたが、この時はXenではなく、Ubuntu
サーバー上での動作でした。複数のCPUがボード上に乗っていたこともあり、思っていた以上に快適に稼働していた記憶があります。今後世の中がクラウドコンピューティングへ進にあたり、仮想化がより重要になってきますが、Xen上で、どの程度のパフォーマンスが期待できるのか、この点は非常な感心のあるところです。



2013年7月13日土曜日

SUSE Linux Enterprise 11 SP3登場 - セキュアブート対応

SUSEは7月8日(ドイツ時間)、SUSE Linuxの最新サービスパックとなる「SUSE Linux Enterprise 11 Service Pack 3」を公開しました。エンタープライズ向けハードウェアのサポートが強化されており、ミッションクリティカルなシーンで利用できるさまざまな性能改善や機能追加が施されています。
機能面では、あのUEFIのセキュアブートに対応したほか、Btrfsパフォーマンス向上、Btrfsクォータの実現、ストレージ機能の向上、OFED (Open Fabric Enterprise Distribution)のアップデート、ストレージの仮想化や管理の向上を目的とした新しいiSCSIターゲットの導入などが実施されています。
SP3は特にハードウェアベンダが提供するミッションクリティカル分野向けのプロダクトやプロセッサ、高速通信デバイスへの対応が進み、そうしたハードウェアにおいて高いスケーラビリティを実現していることが特徴とされているとのことです。

SUSEも、エンタープライズへ本腰参入を目指しているようにも思えますが、セキュアブート対応の詳細が分からないため、この辺の情報は引き続き継続課題として、追いかけたいと思います。

ところで、このBtrfs、以前で始めたころは、アクセス速度が非常に遅く、よって全体的なパフォーマンス低下を招いた経験がありますが、さて今回のBtrfsはどの程度改善されたか、非常に気になるところでもあります。

2013年7月12日金曜日

いきおいで、CentOS 6.4へ、カーネル3.9.9を入れてしまいました !

Ubuntu 12.04LTS(デスクトップPCとメインのノートPCへインストール済み)へカーネル3.9.9を入れましたが、調子に乗ってCentOS6.4へもカーネル3.9.9をインストールしてしまいました。

実は、その一つ前に、既にカーネル3.9系が出た直後にインストールしていた事もあり、、あっさりとインストールできました。動作的には、プラシーボ効果(2.6系と比較した場合はスケジューラがよくなってはいます)も特になく、3.9と3.9.9とでは、体感的には全く差は感じられません。もっとも、新たな昨日よりもバグ修正が主たるものなので、当然といえばそれまでですが。

枯れたOSを好んで使っている割には、平気で新しめのカーネルを入れている、この矛盾点が情けないところでもありますが、カーネルを変えることにより、CentOS6.4のコアの部分については、延命が図れると思っている所もあり、今後も3.9系を取り込んでいきたいと思います。(そうすれば、枯れていくカーネルを使うことになりますねw)














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2013年7月11日木曜日

米軍「特別な仕掛け」警戒し中国製コンピュータを使用せず

 北朝鮮からと見られるサイバー攻撃は、日本に対しても、2011年に複数の防衛・原子力関連企業に仕掛けられた。陸上自衛隊でシステム防護隊初代隊長を務めた伊東寛氏は、「日本はサイバー戦争に非常に弱い」と懸念する。以下、伊東氏の解説だ。
 自衛隊の中には、陸上自衛隊の「システム防護隊」をはじめ陸海空のサイバー戦担当部隊がある。防衛省は今年度末に統幕に「サイバー防衛隊(仮称)」の新設を予定している。 これらの部隊が敵の攻撃を阻止できるかというと、非常に心許ない。まず隊員は100人程度であり、中国や北朝鮮のサイバー部隊に比べて圧倒的に少ない。
 指揮通信や射撃などの作戦実行を担う自衛隊のシステムは「クローズ系(インターネットから遮断されたネットワーク)だから安全性が高い」と言われることがある。そこに大きな陥穽があると考えられる。
 クローズ系であるが故にセキュリティパッチ(修正プログラム)が最新バージョンに更新される機会を逸し、脆弱性が放置されている恐れがあるからだ。そもそもクローズしているのだから、ウイルス対策ソフトの導入も必要ないだろうと予算が切られている可能性もある。
 中国や北朝鮮のサイバー部隊は、クローズ系システムへの侵入をヒューミント(人的諜報活動)で試みるだろう。2010年9月、イランの核施設でクローズ系の制御システムが乗っ取られ、ウランを精製する遠心分離機が何者かに操作されるという「スタックスネット事件」が発生した。

以降、詳細はmynaviニュースをご覧下さい。

確かに、クローズドなシステムには、他からの侵入は不可能,故に安全、というのが前提で、日本国内でもネットワーク構築が進められているが、上記のように「人」が介在すると、それ自身が最大の「脅威」となり、クローズドであるがゆえに、緩い脆弱性を伴ったシステムがリスクとなって、簡単に攻撃の対象になってしまいます。これを防ぐには、やはりクローズドだから安全、という神話を崩して、一こそ最大の脅威と考えて情報セキュリティを考える必要があると思います。

2013年7月10日水曜日

Ubuntu 13.04へカーネル3.10を入れてみました

普段は殆ど使用していないUbuntu13.04ですが、カーネル3.10がリリースされたこともあり、せっかくの機会なので入れてみることにしました。

案の定、環境に合わせて設定し、コンパイル。案の定エラーが出ましたが、何とか対処して、debパッケージを作成。早速インストールして再起動。
無事に稼働しています !

ちょっと、動きがよくなったかな、というプラシーボ状況がありますが、これからいろいろなアプリケーションを動かしてみたいとおもいます。


しっかりと、カーネルのバージョンが表示されています。











まだ、最初のリリースなので、今後バグ対応されたものが出てくるとおもいます。今後、Ubuntu13.04には、カーネル3.10系で頑張っていただくことにします。


頼れるデータ通信。「Pocket WiFi LTE」【イー・モバイル】


2013年7月9日火曜日

Linuxは、どこにいくのか

IT Proに、2013年5月29日から31日までの3日間、国際技術カンファレンス「LinuxCon Japan 2013/CloudOpen Japan」が東京で開催された。Linuxカーネルの開発を支援しているThe Linux Foundationが主催する技術カンファレンスでのLinus氏の記事がありますので、是非ご覧ください。

キーワードは、
・8週間から10週間に1回という、定期的なリリースサイクルを維持できている。
・だからLinuxは、どこに行くという決まったプランがあるのではなく、参加しているそれぞれの人がそれぞれ持っているプランが動機となって多様な方向に進化していくことになると思う。だから面白いんだ。

この二つで、十分言い表されていると思います。詳細はIT Proをご覧ください。


2013年7月8日月曜日

KALI Linuxへカーネル3.9.9を入れました !

相も変わらず、カーネルのアップデートをしています。
今回は、新たに3.10もリリースされましたが、枯れていくバグのカーネルを使用することにより、より安定した稼働が望めること、そして3.10では、実験的な機能も含まれているため、まずは3.9系でどこまでいけるか分かりませんが引き続き、このバージョンで使いつづけていきたいと思います。

右は、カーネル3.9.8上で3.9.9をコンパイル中。デスクトップPCにKALI Linuxを入れていることもあり、排熱口は結構熱い状況でした。

そして、これが3.9.9で起動したKALI Linuxです。












このとおり、カーネル3.9.9で動いています。
結構快適に動いていますので、Ubuntuユーザーの方にもお勧めです。(私もUbuntuユーザですw)













この書籍には、Linuxのカーネルの概要がかかれており、初心者の方にも分かるのではないかと思いますので、概要を知りたい方にはお勧めの書籍です。

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2013年7月7日日曜日

ブラウザベンチマーク総合1位にFirefox 22

Tom's Hardwareの記事「Chrome 27, Firefox 22, IE10, And Opera Next, Benchmarked」が、複数のブラウザベンチマークを実施し、総合1位としてFirefox 22を紹介している。比較対象のブラウザはChrome 27、Firefox 22、IE10、Opera 12.15、Opera 15開発版。OSはWindows 8が使用されている。総合2位はChrome。

ベンチマークは起動時間、ページ読み込み時間、JavaScript実行性能、DOM処理性能、HTML5関連機能処理性能、ハードウェアアクセラレーション性能、WebGLレンダリング性能、メモリ使用効率、信頼度、セキュリティ度、標準仕様への準拠度など。複数のベンチマークや条件で計測されており、合計27種類のベンチマーク結果を得ての総合評価になっている。

ブラウザごとに性能に特徴があり、個々の性能をみるとほとんどのケースでChromeがトップに立っており、それにFirefoxが続くような形になっている。今回Firefoxが総合1位と判断されたのは、起動時間においてFirefoxとChromeに大きな差があったためだと説明がある。総合3位にはIE 10がエントリしている。

さて、Ubuntuユーザの私は、これがOSをかえて、Ubuntu上ではどうなのか、が非常に感心があるところです。あくまでも個人的な感想ですが、Chromeが若干早いようなきがしますが。

2013年7月6日土曜日

カーネル3.10がリリース ! ! でも、メインノートPCには3.9.9を入れました

開発が早いのなんの。

カーネル3.10が正式リリースされました。しかし、ある程度枯れたカーネルも個人的には欲しいので、3.9.9がリリースされたので、まずはメインのノートPCにインストールしてみました。今まで動作しなかったRealtechの無線LANチップも動きそうなのと、その他ドライバ群でのバグFIXがありましたので、安定度を目指すことも含めて、3.9.9でしばらく動かしてみます。




今のところ、アプリケーションには影響はなく、すべてサクサクと動いています。
3.10は、いくつかの機能において、実験的な機能も含まれている事もあり、引き続きこの3.9系でいきます ! !


そうすると、今度はKALI Linuxも3.99にするとしましょう。

2013年7月5日金曜日

Fedora 19登場 - コード名「シュレディンガーの猫」 !?

Fedoraプロジェクトは7月2日(米国時間)、Fedoraの最新版となる「Fedora 19 Schrodinger's Cat」を公開しました。デフォルトで提供されるのはGNOMEをベースとしたバージョンです。32ビット版と64ビット版の双方が用意されています。KDEベース、LXDEベース、XfceベースのバージョンもSpin版として提供されており、それぞれ32ビット版と64ビット版が用意されています。こちらからダウンロード可能です。
「Fedora 19 Schrodinger's Cat」ではデフォルトのデータベースがMySQLから、やはりMariaDBへ変更されたほか、3Dプリンタに関するソフトウェアが追加されていいるのが,今回の着目点可とおもいます。デフォルトのFedora 19はGNOME Shellを採用しているため、従来のスタイルのUIを好む場合には、KDEやLXDE、XfceをベースとしたSpin版も候補として検討も可能となっています。今回のリリースはほぼスケジュール通りに進められており、当初の予定されていた機能が実現されています。Fedoraファンの方は、是非、おすすめ致します。


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2013年7月4日木曜日

Mint、相変わらずの人気 ! !

Distrowatch.comでここ6ヶ月の状況を見てみますと次のような結果となっています。相変わらずのMint人気ですね。2位のUbuntuをかなりの差で上回っています。

もう少しで、Ubuntu13.10がリリースされますが、それをベースにしたMINTもでることでしょう。この調子では、引き続きMintの独走は続きそうですね。


2013年7月3日水曜日

Citrix XenServer 6.2登場 - フルオープンソース化

Citrixは6月25日(米国時間)、XenServerの最新版となる「XenServer 6.2」を公開しました。「XenServer 6.2」からはすべてがオープンソースソフトウェアとして提供されるようになるほか、成果物はXenServer.orgから取得できるようになる。CitrixはXenServerをフルオープンソースにすることで、従来よりも導入しやすいプロダクトにしたい狙いがあるようです。

「XenServer 6.2」における主な新機能は次のとおりです。

・ ホストごとの仮想マシン上限がWindows VMは500まで、Linux VMは650までに向上
・ ホストごとの仮想CPUの数が3,250個へ
・ 物理メモリやCPUの能力などに応じて自動的にDom0の使うメモリや仮想CPUのリソースをスケーリング
・ Dom0と仮想マシンの間のデータ通信量の削減を実現
・ ブート時クローン機能
・ Windows 8を含む新しいゲストのサポートや既存のゲストのサポート機能の改善
・ サポートするプロセッサの追加
・ パフォーマンスパックやモニタリングパックを登場

XenServerを完全にオープンソースとして提供することで、導入の敷居を下げ、競合するプロダクトに対して優位性のひとつとしていきたいものとみられるようです。

クラウトコンピューティングの構築には、非常によいかもしれませんね。

2013年7月2日火曜日

Knoppix 7.2登場 ! !

Knoppixの最新版となる「Knoppix 7.2.0」が公開されました。KnoppixはDebianベースのLiveCD / LiveDVDディストリビューション。「Knoppix 7.2.0」ではDebian Wheezyをベースにしながら、Debian/testingおよびDebian/unstableから最新デスクトップパッケージを取り込んでいます。採用しているカーネルはLinuxカーネル3.9.6、ウィンドウシステムはX.org 7.7とのことです。
「Knoppix 7.2.0」に収録されている主なアプリケーションは次のとおりです。

LXDE / PCManFM
LibreOffice 4.0.3
GIMP 2.8
Chromium 27.0.1453.110
Firefox/Iceweasel 21.0
Wine 1.5
VirtualBox 4.2.10

4GBを超えるメモリを搭載したPCで起動する場合には、起動時に「knoppix64」を選択すれば、64ビット対応のシステムが起動してくます(DVD版限定)。「Knoppix 7.2.0」では統合ウィンドウマネージャとしてLXDEを採用しています。KDEやGNOMEを使用する場合、起動時にブートオプションとして「knoppix desktop=kde」または「knoppix desktop=gnome」を指定すれば、それぞれのウインドウマネージャーで使用することができます。
「Knoppix 7.2.0」は実験的ながらもUEFI-Bootのサポートが追加された点で注目されます。USBフラッシュディスクにインストールしたあとで実験的に使用することも可能となります。


2013年7月1日月曜日

Linux、AMDのGPU対応大幅向上

AMDのエンジニアが6月26日(米国時間)、Linuxカーネルバージョン3.11向けにRadeonデバイスの利用を改善する大量のパッチを公開しました。パッチおよびそれぞれの説明は「[PATCH 000/165] radeon drm-next patches」からアクセスできます。これらのパッチによって、LinuxカーネルにおけるRadeonビデオカード/チップの扱いが向上するとのことです。
このパッチにおいて特に注目されるポイントは次のとおり。

・R6xx-SIシリーズ向けのDPM (Dynamic Power Managament, ダイナミックパワー管理機能)サポート
・R6xx-SIシリーズ向けのASPMサポート
・CIK (Sea Islands)をサポート

ここ数年、GPUはグラフィック処理やグラフィックレンダリングに使われるにとどまらず、汎用的な演算装置としても活用されはじめています。また、電力効率を求める傾向も強くなっており、CPUとGPUを統合したモデルも登場しています。こうしたモデルではGPUの性能を発揮しつつ高い電力効率を実現するには、デバイスドライバでの適切な実装が必要になります。こうした情報は、ベンダが保持していることが多いため、オープンソースのドライバでは十分に性能を発揮できないことが多々あります。ベンダ側からドライバが提供されることで、こうしたデバイスで性能を発揮できるようになりますので、今後のAMD社のCPU(GPU内臓)には、大きな期待ができると思われます。