2011年11月24日木曜日

OracleがOpenOfficeを譲渡──オープンソース支持者の評価はさまざま


LinuxカーネルのXenサポートで、Xenのシェアは広がるか」 ITmediaより

米Oracleが2011年6月初め、OpenOffice.orgのソースコードをApache Software Foundation(ASF)に譲渡すると発表したことに対し、オープンソースソフトウェアコミュニティーはさまざまな反応を示している。同プロジェクトがOracleの下で停滞していたと感じていた人々が今回の動きを歓迎する一方で、The Document Foundation(TDF)の「LibreOffice」との連係を期待していた人々は不安を抱いているようだ。
オープンソースコミュニティーの中には、OracleがOpenOffice.orgプロジェクトをLibreOfficeに統合するために、TDFにコードを寄贈するのではないかと期待していた人もいた。米Microsoftの元開発者からオープンソース推進派に転向したキース・カーティス氏はASFへの公開書簡の中で、「今後も分断状態が続くのは、全ての関係者にとって良くないことであり、とりわけOpenOffice.orgに大きな打撃を与える」と主張している。
「コミュニティーは既にLibreOfficeに移動した」とカーティス氏は語る。「フォーラムやBBSなどは全て移動した。今ごろになってOpenOffice.orgをApacheライセンスの下に移行し、そこで作業する開発者を募集するという提案が出てきたわけだが、このプロジェクトに関心を持っているリモート開発者は既にLibreOfficeにコミットしている。こういった提案は、立ち上がって間もないコミュニティーに大きな混乱をもたらすものだ。OpenOffice.orgという商標をLibreOfficeに譲り渡し、全員がこの新組織に参加すべきだ。だがApacheはそのようには考えていないようだ」
また、米メリーランド州ハワード郡図書館では、8年前から約500台のPC上でOpenOffice.orgが稼働している。「来館者用マシンおよび大半の職員用マシンでは、Linux ディストリビューションのUbuntuを使っている。Ubuntuでは将来的にLibreOfficeが標準アプリとして採用されるので、来館者用と職員用のコンピュータを次回アップグレードするときに備え、現在LibreOfficeのテストを行っている」とのこと。
Apacheには米IBMなど数社の支援企業が存在する。同社はOracleの決定を歓迎しており、ApacheによるOpenOffice.org開発を支援するためにリソースを提供すると約束しているが、分裂してしまったオープンオフィースのアプリケーションは、今後がどのように進んでいくのか書く足ることは言えないが、市場の占有率から見るとFedoraもUbuntuもすでに、LibreOfficeへ移行し始めているため、これからのOpenOffice.orgは、厳しい状況を迎えるのではと言うのが個人的な感想です。

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