2011年11月1日火曜日

KNOPPIX 6.7.1 DVD&CD日本語版(LCAT対応)


KNOPPIX 6.7.1 DVD&CD日本語版(LCAT対応)

既に本家からリリースされて久しいバージョンですが、日本語か対応版として、オリジナル6.7.1での変更点がありますので、その相違点を記載したいと思います。

・DVD版のみ64bit カーネルがオプションで使えるようになりました。4GB以上のメモリが有効利用できます。(注:各アプリケーションのメモリ空間は変わりません)
  bootオプション "knoppix64"での 64-bit kernelの選択、64bitシステムへのchroot対応
  これはハードディスク内の64bit Linuxへchrootしてレスキューを考慮しています
・現在の多く機器対応のためkernel 3.0.4,xorg 7.6(core 1.11)を利用
・ベースをDebian5.0/LennyからDebian6.0/squeezeへの更新。 "testing","unstable"から便利なアプリケーションの追加
・kernel mode settings (KMS)を使った、Nvidiaカード用に実験的なfree Nouveau graphics modulesへの対応
・OpenOffice から LibreOffice 3.4.3へ
・Chromium 13.0.782.220 Webブラウザ (DVD版のみ)
・bootオプションの更新 (例) "bootfrom=/dev/sda1/knoppix-test.iso", ISOファイルから直接KNOPPIX圧縮ファイルシステムをマウント
・"grub" bootオプションの追加, システムレスキューなどのブートローダshell用
・(DVD版での新規) eViacam, webカメラを使った手の動きでマウスを操作するプログラム
・"flash-knoppix": 起動可能なUSBストレージの作成
  (注:SATA HDDのインストール候補になるので注意して下さい)

※日本語化としての変更
LCAT適用による高速化(32bit/64bitそれぞれに適用してあります)
LCATなし LCAT適用
DVD 32bit 版起動時間 (ThinkPAD T410) 142秒 72秒
DVD 64bit 版起動時間 (ThinkPAD T410) 144秒 81秒
CD 32bit 版起動時間 (ThinkPAD T410) 135秒 90秒

LCATは、日本独自のDVDおよびCDの書き込み方式で、これにより起動時間が上記のように圧倒的に早くなります。
このあたりは、Upstartと八がつたかん手んでの起動時間短縮方法として、非常に面白い技術かと思います。

以前は、WindowsマシンのレスキューCD用として常備していたこともありましたが、今後業界での潮流の一つとしてクラウド化を考慮すると、CDおよびDVDで動作するいわゆるLive版は、その一つの選択肢としても十分役に立つのではという思いがあります。
開発の歴史もLinuxのディストリビューションとしては、そこそこ長い方でかつ実績もありますので、今後の方向性としてどこへ向かおうとしているのか、よく見ていきたいと思います。

0 件のコメント: