2011年11月22日火曜日

IntelのMeeGo撤退で、車載情報システム向けOSはTizenへ移行か


Intelは2011年9月末に、Linuxベースのモバイル機器向けOS「MeeGo」の開発から撤退することを表明した。これにより、カーエレクトロニクス関連の設計を手掛ける3社のプロジェクトに影響が出ている。
Intelが撤退を発表したとき、MeeGoをベースとした車載インフォテインメント(IVI:In-Vehicle Infotainment)システムを開発しているメーカーが、少なくとも2社あった。また、3社目のVisteonは、ARMやIntelのプロセッサを採用したMeeGo/Ubuntuで動作するシステムの開発に取り組んでいた。
これら3社が手掛けていたプロジェクトは、いずれもGENIVIが規定したミドルウェアの仕様をベースとしている。GENIVIは車載情報機器のプラットフォーム開発を目的とするアライアンスで、約10社の自動車メーカーを含む、150社ほどの企業が参加している。GENIVIは、LinuxコアサービスとAPI(Application Program Interface)についても仕様を定めており、MeeGoは、この仕様に準拠した6つのOSの1つとして認定されている。
Intelは現在、Samsung Electronicsと共同で、Linuxベースの新しいモバイル向けOSである「Tizen」の開発に取り組んでいる。TizenのWebサイトによると、2012年初めにはTizenをリリースできる予定だという。
IntelがMeeGoから撤退することで影響を受けているのは、車載情報機器メーカーだけではない。台湾のPCメーカーであるAcerも、ここ1年ほど、Intelの技術者らと共同でMeeGo関連のプロジェクトに取り組んでいた。
さらに、中国のRed Flag Softwareや台湾のLinPlus Technologiesなど、LinuxベースのOSの開発を手掛けるメーカーも、モバイル向けやIVIシステム向けのMeeGoを開発中だった。

おそらく、サムソンと手を組んで今後の開発を進めるということは、スマートフォンーへとシフトするためと思われるので、"選択と集中"の原則にのっとって、今後の市場性の上がるところをインテルとしては、利益向上のために、選んだのではと思われます。もっとも、MeeGoはLinuxベースであること、Tizenも同様であることを考えると、とてつもないインパクトがでるとは考えにくいです。したがって、若干の変更は生じるものの、今後の方向性にブレるほどの影響は少ないと思われます。ここが、Linuxのよいところかとおもいます。

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